作品タイトル:「私は燃やせる、私は流せる、私はなくなっていく」
サイズ:S10(53.0 x 53.0cm) 厚み5.2cm
制作年:2023年
技法:木製パネルにキャンバス・銀箔・アクリル絵具
※作品表面は特殊コーティングされ、汚れにくく、銀も酸化しにくくなっておりますので、このまま飾っていただけます。
※作品のクローズアップ、マチエールなど細部は
是非こちらの動画(Youtube)をご覧ください(色目はこのページの静止画像が実物に近いです)。
輪郭線がくっきりし、作品が飛び出してくるような存在感を与えるネイネイさんの作品。それぞれの色を入れる時に筆で直接描くのではなく、その背景をマスキングし、主にエアブラシを使ってグラデーションを入れながら描いています。銀箔も色を入れたあとに、色を塗った部分をマスキングをし最後に貼られています。5cm以上あるパネルの厚みの部分も同様の方法で制作されており、立体作品といっても良いくらいの迫力や、エネルギーが作品全体から伝わってきます。
作家ステートメント:
「<東京少女>とは、私の理想とする抽象的で架空の少女像である。しかも、どこの誰でもなく、どこの誰にもなり得る存在なのである。原宿の街角から世界のいたるところで、新旧の時代を超えて、日々変容しながら生きている。一つの架空の人物像は、人間の心の、根底からの複雑な階層を持つ心性を表すものとして、少女性を持つ人・少女性を追いかける人・年齢・性別・国と関係なく少女性を死守する人の象徴とも言えよう。私はイラストレーションとアートの重なりを実現する「越境的イラストレーション表現」の視点から制作活動を行っている。」(NEINEI)
プロフィール:
学歴
2023 多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了、博士号取得
2019 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程グラフィックデザイン学科イラストレーション専攻修了
2015 中国 重慶師範大学 アニメーションデザイン卒業
1993 中国 宝鶏市 生まれ
・受賞歴
2023 「コーポレートアートエイド京都」賞
2022 「KENZAN 2022」IAG賞
2021 「Independent Tokyo2021」三浦次郎賞
2019 「日本ブックデザイン賞『山月記』」金賞
2018 「日本ブックデザイン賞『河童』」 澤田泰廣賞
2017 「第五回東京装画賞」唐亜明賞
・個展
2024「東京少女」(J-spirit Gallery KYOTO)
2023「性格が悪いのは私のせいじゃない」(石川画廊)
2022「TOKYOGIRLS Exhibition」(東京アメリカンクラブ)
・グループ展
2023「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」(福岡)
「art stage OSAKA 2023」(大阪)
「コーポレートアートエイド京都」京都市美術館別館
「EYES Portraits Show by Emaegi- Artists_ Vol.2」(medelgalleryshu)
「多摩美術大学博士展2023」(多摩美術大学美術館)
「Xavier Art Fest2023」(gallery_kogure)
「SIGNS OF A NEW CULTURE」(Ginza Six Artglorieux)
2022「FACES and HEADS 2022」みうらじろうギャラリー(東京)
2021「Independent Tokyo 2021」(東京都立産業貿易センター浜松町
「KENZAN 2021」(東京芸術劇場)
2019「多摩美術大学イラストレーション展」(gallery 5610)
2018「イラストレーションポスター展」(秋山孝ポスター美術館)