今春武蔵野美術大学を卒業したばかりの油彩の新人作家・今泉明音さんの西日本デビューとなる個展の出品作品です。
作家名称:今泉 明音
作品名:「花の眠る部屋」
画面サイズ:F8
額装サイズ:縦475mm×横550mm×厚み45mm
技法:油彩、アクリル
支持体:キャンバス
※より細かなディテールはこちらの動画で是非ご確認ください。
作家コメント
「花屋のガラス越しに並ぶ花々は、刈り取られたものでありながら、その色彩と光で鮮やかに存在感を示しています。観察者として見つめる私たちも、同時に花々に見つめられているのかもしれません。
本作は、静と動、光と沈黙といった対比を意識しています。
黒衣の人物と密集する花の配置により、画面に緊張感を生み出しつつ冷たい空間の中のわずかな温度や生命感を感じていただければ幸いです。」
ステートメント
何気ない仕草や表情の美しさを起点に、主に油彩で人物画を描いています。実在する人物像と幻想的なイメージを組み合わせ、現実と非現実の境界の手触りを描き出すことを目指しています。近年の作品では、人物の髪を滝や小川のような自然景観に見立てるシリーズや、スマートフォンのスクリーンやガラスの反射など、媒体を通して見える視覚表現を取り入れています。これにより、外部から見たときの静謐な表情と内面の流動的な精神との対比を描いています。